保育園で名前シールの使用が許可されていない理由とは何でしょうか?
子どもの持ち物に名前をつけることは、大変な入園準備の1つです。
最近はインターネットを利用して、簡単にパーソナライズされた名前シールを購入でき、多くの親御さんにとって便利なアイテムとなっています。
ただし、保育園によってはこのようなシールの使用を制限しているところもあります。
本記事では、なぜ一部の保育園で名前シールが使用禁止なのか、その理由とともに名前をつけるための代替案やおすすめ商品を紹介します。
これを参考にして、保育園の持ち物の名前付け作業の負担が少しでも軽くなれば幸いです^^
なぜ保育園で名前シールが禁止されるのか?
保育園によっては、名前シールを使うことが禁じられているところがあります。
その主な理由は、シールが剥がれやすいためです。
時間が経過するとシールは剥がれ落ちることが多く、そうなってしまうと名前の記載されていない持ち物が紛失したり、他の子どもの物と間違えやすくなることがあります。
このような事態が多くなると、保育者の方が子供達の服の着せ替え時に「服を間違えてしまう」ことが想定されます。
「ユニクロのヒートテックやボトムは同じような色・柄を持っている子が本当に多くて名前を気を付けて確認しているんですよ~」と先生が話してくれたことがあるので、先生も気を使っていると感じました。
また、自分の持ち物を自分で管理することは、子どもたちにとって大切な学びの過程です。
名前シールが剥がれてしまうと、子供も自分のものだと認識することができなくなってしまうことになります。
乳幼児を含む子どもたちがいる保育園では、剥がれたシールを誤って口にしてしまうという事故のリスクも考慮されます。
これらの理由から、多くの保育園では安全面を考慮して名前シールの使用を制限している園もあります。
一方で、キャラクターがデザインされたシールの使用を特に禁止している園もあります。これは、キャラクターによる子どもたちの間での争いを避けるためです。
園によっては名前シールを使用しても大丈夫な場所もありますが、不安な場合は入園準備をする前に他の保護者や直接園に確認することをおすすめします。
長持ちする名前シールの選び方
名前シールは非常に便利ですが、中にはすぐに剥がれてしまうものもあります。
長く使用できるシールを選びたい場合は、以下の特徴を持つシールを選ぶことをお勧めします:
- アイロンが不要なタイプのシール
- 耐水性や耐久性に優れたシール
現在、市場にはアイロンを使わないタイプの名前シールが多く流通しています。
アイロンを使用するタイプは、熱の調節が難しく、不十分な加熱によりシールがすぐに剥がれてしまうことがあります。
一方で、アイロン不要のシールは簡単に貼り付けることができ、すぐには剥がれにくい素材を使用しています。
また、洗濯が可能で水に強いシールを選べば、耐久性と防水性に優れていますので、購入前にこれらの特徴を確認することが重要です。
さらに、衣類だけでなく、お弁当箱や文房具など、様々なアイテムに適用可能なシールが便利です。
ただし、洗濯不可のシールや特定の素材に限定されて使用できるシールも存在するため、使用予定のアイテムに合ったシールを選ぶことが肝心です。
名前シール使用禁止の保育園での代替方法
お子さんが名前シールを使用できない保育園に入園する際には、他の方法で名前をつける必要があります。
ここではシール以外の名前付け方法をご紹介します。
直接手書きでの名前付け
持ち物に直接、油性ペンで名前を記入する方法です。
油性ペンで書いた名前は時間が経つと薄れてしまうことがありますので、定期的な書き直しが必要です。
この方法は手軽で迅速に行える利点があります。
名前用スタンプを使用
名前用スタンプはオンラインで簡単に手に入れることができます。
スタンプのインクは使用する素材によって適切なものを選ぶ必要がありますが、布やプラスチックなど、様々な素材に対応するタイプが販売されています。
手書きが苦手な方に特に便利な方法です。
保育園での名前シール使用はどうなの?剥がれにくい商品の紹介まとめ
この記事では、保育園で名前シールが使用できるかどうかについて解説しました。
保育園によっては名前シールの使用が許可されていない場合もあり、各園の方針やルールが異なります。
名前シールを使用できない場合でも、子どもの持ち物に名前をつける方法も合わせてご紹介しました。
我が家では、名前スタンプが大変役立っています。
上の子ではおむつ専用スタンプも用意しましたが、下の子では名前スタンプだけで衣服もおむつもバンバン記名しており重宝しています。