もうすぐ七夕がやってきますね。
保育園や幼稚園でも、七夕にあわせて短冊を書く行事がはじまるころです。
でも、いざ短冊をもらっても、「何を書けばいいのかな?」と迷ってしまうこともありますよね。
忙しい毎日の中で、じっくり考える時間が取れなかったり、「みんなはどんなこと書いてるんだろう?」と他の保護者の様子も気になるものです。
この記事では、七夕の短冊にぴったりな願い事をたっぷりご紹介します。
「親が書くときのアイデア」と「子ども自身の願いを生かしたもの」を年齢別にわけてまとめています。
さらに、短冊に使う色の意味や、きれいに見せる書き方のコツなど、知っておくと楽しくなる情報もあわせて紹介していますよ。
短冊作りを通して、子どもの成長を感じたり、家族の絆が深まったりする大切な時間になりますように。
親が書く七夕短冊の願い書き方例文15選(保育園・幼稚園)
まだ文字が書けない小さな子どもたちに代わって、保護者が短冊に願いごとを書くことはよくあります。
子どもの年齢やそのときの成長に合わせて、願いの内容を少しずつ変えるのも楽しいですね。
「どんなことを書けばいいのか分からない…」という方のために、親目線で書ける願いごとを15個ご紹介します。
七夕短冊の願い事アイデアの例文 |
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お友達と笑顔で楽しく過ごせますように |
おいしいごはんを毎日元気に食べられますように |
地球がいつまでも平和で、みんなが幸せに暮らせますように |
勇気を出して、いろいろなことに挑戦できるようになりますように |
自分の気持ちを上手に伝えられるようになりますように |
困っている人を助けられる優しさを持ち続けられますように |
明るい笑顔があふれる毎日になりますように |
家族みんなで仲良く楽しい時間を過ごせますように |
好きなことに夢中になって取り組めますように |
勉強が楽しく感じられるようになりますように |
小さな幸せをたくさん見つけられますように |
お手伝いを自分から進んでできるようになりますように |
自分を信じて前に進む力がつきますように |
優しい心をずっと忘れずにいられますように |
太陽のように明るく元気な子になりますように |
次からは、子供の年齢に合わせた願い事をご紹介します。
実際に親が書いた短冊の願い事(年齢別)
ここでは、実際にお母さんたちが園で書いた願いごとを、子どもたちの年齢ごとにまとめました。
子どもの発達に合わせたリアルな例なので、とても参考になりますよ。
年齢 | 願いごと例 |
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0歳 | 離乳食をもりもり食べて、すくすく育ちますように/たくさん笑って楽しく過ごせますように 寝返りやハイハイが上手にできますように |
1歳 | すべり台が楽しくすべれるようになりますように 元気に一人で歩けますように いろんな言葉をお話しできるようになりますように |
2歳〜3歳 | トイレで上手にできるようになりますように お友達と仲良く遊べますように ごはんを好き嫌いせずに食べられますように |
4歳〜5歳 | 習い事が楽しく上達しますように 毎日の歯みがきが上手にできますように みんなと元気に遊べる日が続きますように |
子ども目線で書く七夕短冊の願いごと【1歳/2歳/3歳/4歳/5歳】
子どもたちの成長とともに、「〇〇ができるようになりたい」「〇〇に会いたい」といった気持ちを自分の言葉で表現できるようになります。
ここでは、年齢別に子どもたちの願いごと例をご紹介します。
0歳児(親代筆)
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毎日元気に楽しく過ごせますように
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にこにこ笑顔があふれる毎日になりますように
1歳児の書き方例文
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すべり台がじょうずにすべれますように
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ごはんをたくさん食べられますように
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だいすきなキャラクターに会えますように
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家族といっしょにたのしくすごせますように
2歳児の書き方例文
2歳になると、子供に質問すると答えてくれるかと思います。子供の言葉を参考に七夕短冊を書くのもおすすめです。
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〇〇ちゃんとずっとなかよく遊べますように
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すなばでおだんごが上手に作れますように
3歳児の書き方例文
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じぶんの名前が上手に書けるようになりたい
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ひらがなをもっと書けるようになりたい
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アニメのキャラクターに会ってみたいな
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バイクにのれるようになりたい
4歳児の書き方例文
4歳になると絵も上手になり、文字に興味を持つ子もいますよね。一緒に書いても楽しいですよ♪
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おじいちゃんのおうちに電車で行きたいな
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絵が上手にかけるようになりたいな
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アイドルみたいに歌って踊れるようになりたい
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自転車に乗れるようになりたい
5歳児の書き方例文
5歳児の年長さんになると短冊のことをわかり、自分で願い事を考えて書く子もでてきます。
- 恐竜のはくぶつかんに行ってみたいな
- ケーキ屋さんになりたい
- 野球でホームランを打ちたい
- 好ききらいをなくして、なんでも食べて大きくなりたい
七夕短冊の色の意味と書き方のコツ
七夕に使う短冊の色には、それぞれに意味があるって知っていましたか?
短冊の色を意識して選ぶことで、願いごとに込めた想いがもっと伝わりやすくなりますよ。
色 | 意味・イメージ |
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青・緑 | 自然、命、健康、成長などを表します |
赤 | 情熱、努力、やる気、勇気の象徴です |
黄 | 学び、希望、知恵などの意味があります |
白 | 誠実さ、素直さ、純粋な心を表します |
紫・黒 | 創造力、神秘、個性を表す色です |
最近では、伝統的な五色に限らず、さまざまな色の短冊が使われるようになっています。
子どもが好きな色で選んで書くのも、もちろんOKです!
【短冊を書くときのポイント】
- 上から1/3あたりの位置から書き始めると見た目がきれいです
- 2行目は少し下げて、余白を意識して書きましょう
- 最後に名前を書くと記念にもなって、おすすめです
保育園の七夕短冊書き方例文!2歳/3歳/親の願い事のアイデアまとめ
短冊に書く願いごとは、子どもの年齢や成長にあわせて考えると、とても楽しい時間になります。
親が代わりに書いてあげたり、一緒に考えたりすることで、子どもとのコミュニケーションにもつながります。
年齢 | 願いごとの考え方 |
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0歳 | 親が「元気に育ってほしい」といった思いを込めて書く |
1歳 | 好きなことや成長にあわせた内容にする |
2歳 | 子どもの言葉や好きな遊びからヒントをもらう |
3歳 | 自分の名前を書いたり、ひらがなに挑戦してみる |
4歳 | 自分の夢ややってみたいことを表現させる |
5歳 | 子どもらしい発想を大切にして、自由に書かせる |
短冊づくりは、季節のイベントとしてだけでなく、子どもの心の成長を見つめる良いチャンスでもあります。
毎年の願いごとを記録として残しておけば、あとで見返しても楽しいですよ。
どうぞ素敵な七夕になりますように。